浮世絵の三大コレクションが史上初の競演 『The UKIYO-E 2020』展

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7月23日(木・祝)より、東京・上野の東京都美術館にて、太田記念美術館、日本浮世絵博物館、平木浮世絵財団の浮世絵コレクションの逸品が集う『The UKIYO-E 2020 ― 日本三大浮世絵コレクション』が開催される。

この展覧会は、質・量ともに日本の“三大浮世絵コレクション”といっても過言でない3つのコレクションの名品から選りすぐった約450点の浮世絵版画を紹介するものだ。そのコレクション数は、平木浮世絵財団が6000点、太田記念美術館が1万2000点、そして日本浮世絵博物館は10万点。そこから選りすぐった逸品が一堂に会するのは史上初の機会となる。

会場は、「初期浮世絵」「錦絵の誕生」「美人画・役者絵の展開」「多様化する表現」「自然描写と物語の世界」という5つの章で構成。葛飾北斎の冨嶽三十六景をはじめ、菱川師宣、歌川広重、歌川国芳、東洲斎写楽、喜多川歌麿、鈴木春信、鳥居清長など、浮世絵の歴史を概観する約60名の代表作が展示され、重要文化財・重要美術品が100点以上楽しめる。

『The UKIYO-E 2020 ― 日本三大浮世絵コレクション』は2020年7月23日(木・祝)~9月22日(火・祝)まで、東京都美術館(台東区上野公園8-36 JR「上野駅」徒歩7分)にて開催。開室時間は9:30~17:30。休室日は8月17日(月)、24日(月)、9月7日(月)、14日(月)。観覧料は当日一般1600円(日時指定入場制)。

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【関連リンク】
The UKIYO-E 2020 ― 日本三大浮世絵コレクション-東京都美術館

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。