8月25日(火)より、東京・上野の国立科学博物館にて、日本の多様な自然が織りなす物語を、国立公園を切り口に紹介する企画展『国立公園 -その自然には、物語がある-』が開催される。
日本の国立公園は、瀬戸内海、雲仙、霧島の3か所が1934年に指定されたのが始まりで、現在、富士箱根伊豆国立公園、知床国立公園、妙高戸隠連山国立公園、秩父多摩甲斐国立公園、雲仙天草国立公園、慶良間諸島国立公園など、34の国立公園が存在。特徴のある自然を守り、後世に伝えるため、国が保護管理を行っており、日本の自然を象徴する風景、環境、生物を見ることができる。
同展は、南北に長く、森、川、海と、豊かな表情を見せる日本列島の自然がどのように形作られ、どのような生き物を育んでいるのかを紹介するものだ。会場では「大地」「水」「命」の3つのテーマを設け、動物、植物、岩石、鉱物など、国立科学博物館が所蔵する200点以上の自然史標本、全34公園の高精細空撮映像を紹介。さらに、旅行やカラー写真が一般的ではなかった当時、国立公園の候補地の景観を描き、指定に重要な役割を果たした絵画12点も展示される。
『国立公園 -その自然には、物語がある-』は、2020年8月25日(火)~11月29日(日)まで、国立科学博物館(台東区上野公園7-20 JR「上野駅」徒歩5分)にて開催。開館時間は9:00~17:00(金・土は18:00まで)。休館日は9月7日、14日、23日、28日、10月5日、12日、19日、26日、11月4日、9日、16日、24日。入館料は一般630円。
※このページの画像はサイトのスクリーンショットです
【関連リンク】
・企画展『国立公園 -その自然には、物語がある-』
【関連記事】
・「見る」から「一緒につくる」へ 市民が蘇らせた北九州の奇跡の動物園
・【中央線の謎】ジブリ作品のモデルがゴロゴロある街があった
・箱根駅伝を初めて放送したテレビ東京 中継権を手放した理由
・綾小路翔が語る「氣志團万博で一番見たかったもの」とは?