10月10日(土)より、東京・上野の「上野の森美術館」にて、『ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING&QUEEN展 ―名画で読み解く 英国王室物語―』が開催される。
この展覧会は、英国王室の肖像画を所蔵するロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリーのポートレート作品を通じて、英国王室の歴史を紹介するものだ。11世紀から現代まで続く英国王室は、世界の注目を浴び続け、傑出した人物を数多くの輩出してきた。今回は、テューダー朝から現在のウィンザー朝まで、5つの王朝の貴重な肖像画・肖像写真など、およそ90点が来日。肖像画のモデルたちのドラマティックな人生、その人柄、時代背景などについてたどっていく。
展示は、テューダー朝、ステュアート朝、ハノーヴァー朝、ヴィクトリア女王の時代、ウィンザー朝の5章で構成されており、紹介されるのは、教科書に登場する歴史上の人物から、現代のニュースに登場する“有名人”ばかり。戦いの中で王冠を勝ち取ったヘンリー7世、6人の妻を娶ったヘンリー8世、「ヴァージン・クイーン」エリザベス1世、18歳から63年間在位したヴィクトリア女王、現在のエリザベス2世、チャールズ皇太子、孫のウィリアム王子とヘンリー王子、非業の死を遂げたダイアナ妃など、ロイヤルファミリーたちが上野の森に集う。
『ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING&QUEEN展 ―名画で読み解く 英国王室物語―』は、2020年10月10日(土)~2021年1月11日(月・祝)まで、上野の森美術館(台東区上野公園1-2 JR「上野駅」徒歩3分)にて開催(日時指定制)。会期中無休。開館時間は10:00~17:00(金曜は20:00まで)。観覧料は平日一般1800円、土日祝一般2000円。
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