国内公立美術館では初 「ヴィンテージアロハシャツ」の展覧会

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9月12日(土)より、神奈川県茅ヶ崎市の茅ヶ崎美術館にて、国内の公立美術館としては初のアロハシャツの展覧会『ヴィンテージアロハシャツの魅力 COLLECTION by SUN SURF』が開催される。

ハワイで生まれ、日本でも夏のファッションアイテムとしてすっかりおなじみになったアロハシャツ。この展覧会は、アロハシャツブランド「SUN SURF」のディレクターで、世界的なアロハシャツコレクターとしても知られる小林亨一氏の貴重なコレクションから選りすぐったヴィンテージアロハシャツを紹介するものだ。茅ヶ崎市はハワイ・ホノルル市・郡と姉妹都市締結を結んでおり、市は夏のクールビズスタイルとしてアロハシャツを正式に採用。同展は、姉妹都市締結5周年を記念して行われる。

会場では、1930年代から1950年代にかけて作られた貴重なヴィンテージアロハを紹介するとともに、ハワイの歴史、誕生の経緯、派手な柄の秘密、年代による変化、日本文化と日本人との深い関係などについても解説。日本の精巧な技術を知ることができる傑作、世界でも数点しか実物が確認できていないという希少価値の高い逸品、縁起の良い富士・鷹・茄子が描かれ、富士絹を贅沢に使用した一着などが登場する。

『ヴィンテージアロハシャツの魅力 COLLECTION by SUN SURF』は2020年9月12日(土)~11月8日(日)まで、茅ヶ崎美術館(茅ヶ崎市東海岸北1-4-45 JR「茅ヶ崎駅」徒歩8分)にて開催。開館時間は10:00~17:00。休館日は月曜(9月21日は開館)、9月23日。観覧料は一般800円。

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【関連リンク】
ヴィンテージアロハシャツの魅力 COLLECTION by SUN SURF-茅ヶ崎美術館

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。