お笑いコンビ「マシンガンズ」で活動しつつ、ごみ清掃員として働く滝沢秀一が、環境省のサステナビリティ広報大使に就任。「3R(Reduce、Reuse、Recycle)」や食品ロスの政策について情報発信する広報大使として活動していくことになった。
1998年にマシンガンズを結成した滝沢は、2012年にごみ清掃員の仕事も開始。仕事を通じて得たごみにまつわる情報を発信し、『ごみ育 日本一楽しいごみ分別の本』(太田出版)、『このゴミは収集できません』(白夜書房)など、ごみにまつわる著書も発表している。
今回、滝沢が任命された「サステナビリティ広報大使」は、環境省が目指す「地球循環共生圏」の創造のため、その施策について広報・普及活動を行うもの。環境省は、持続可能で強靭な経済社会への「リデザイン(再設計)」を進めるため、「脱炭素社会への移行」「循環経済への移行」「分散型社会への移行」を推進しており、滝沢は制度創設以来初の広報大使となる。
任命について、滝沢はツイッターで「小泉(進次郎:編集部注)大臣が直に指名していただいたということで、めちゃめちゃ頑張ろうと思います!」とコメント。10月は「3R推進月間」「食品ロス削減月間」に指定されており、ごみ清掃員としての体験談が早速役立つことになりそうだ。
【関連リンク】
・マシンガンズ滝沢-ツイッター
・たきざわゴミ研究所-YouTube
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。
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