毎号、1つのテーマを取り上げるワンテーママガジン『ケトル』が、12月15日発売の『ケトルVOL.57』で、特集テーマとして「いくえみ綾」をピックアップ。デビュー41年目の漫画家を特集している。
1979年にデビューし、小学館漫画賞を受賞した『バラ色の明日』、講談社漫画賞を受賞した『潔く柔く』ほか、数多くの作品を世に送り出してきたいくえみ綾。同号は、様々な観点からいくえみの魅力に迫ったものだ。
巻頭では、浦沢直樹との対談が実現。昭和・平成・令和をまたにかけて物語を生み続けてきた同世代の2人が、漫画の描き方・互いの作品への思い・葛藤や悩みなどについて語り合っている。
さらに、各界のいくえみファンからの質問への回答、「いくえみが無人島に行く時に持っていくアイテム」、作品にまつわるトリビア、長澤まさみ・綾小路翔・ともさかりえ・持田香織らが語る「マイ・ベスト・いくえみ綾」、専門家が分析するコマ割りや台詞回しの技法など、いくえみ作品をとことん掘り下げている。
『ケトルVOL.57』は全国書店、web書店で、2020年12月15日(火)発売。定価1000円+税。なお、雑誌『ケトル』は今号で休刊することが発表されている。
【関連リンク】
・ケトル VOL.57-太田出版
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。
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