アイドルグループ「B.O.L.T」が昨年10月に行った初のワンマンライブの様子を収めたBlu-ray が、3月10日に発売された。昨年7月にメジャーデビューを飾ったB.O.L.Tは、現役小学生も含む4人組。2021年2月26日発売の『クイック・ジャパン』vol.154では、改めてワンマンライブについてこう振り返っている。
内藤るな 「『スーパースター』という楽曲では私が歌い出しだったのですが、落ち着いた雰囲気ではじまるのですごく緊張して。ファンの方に『バッと雰囲気が変わって良かったよ』と言っていただけて良かったです」
高井千帆 「見てくれた方全員に『B.O.L.Tを一生推していこう!」と思ってもらえる日にしたいと思っていて。このライブはアルバム『POP』を曲順通りに再現したものなのですが、自粛期間中にアルバムの曲をたくさんいただいて、一曲一曲真剣に向き合って作り上げました」
青山菜花 「全曲やるライブは初めてだったので、レッスンでは疲れてしまったり、悔しくて泣いちゃったときもありました。だからこそ『次は絶対がんばろう』と思うことができて。練習していくうちに自然に笑顔になれたりして、本番でもできたので、みなさんにも伝わったと思います」
白浜あや 「なのちゃん(青山)とダンスを合わせる練習をがんばりました。あと、自分が楽しまないとみなさんも楽しんでくれないと思うので、余裕と自信を持てるように、家でも曲を聴いたりして本番に挑みました。本番では、みなさんの顔が見られてホッとしたのかめっちゃ楽しめました」
コロナ禍により、会場が変更になるアクシデントもあったが、ライブでは新曲も披露された。彼女たちの武器は果たして何なのか?
白浜 「みんなつながっているって思えることです。スタッフさんも温かくて、メンバーもすごく優しい。ファンの方ともライブや特典会を通してそう感じられるときがあります」
青山 「年下組と年上組がいるところです。お姉さんたちをお手本にしてライブに挑むことができました」
高井 「4人の個性が飛び交うパフォーマンスですね。年上組がフリースタイルで、年下はめちゃくちゃ踊る。でも、フリースタイルでも出ている色が違ったり、年下組も最近良い感じに変わってきていて」
内藤 「年上組が決まった振付が少なく、会場をよく見渡せるので、お客さんの表情がしっかり見えるんです。それを見て『もっと盛り上げていこう!』って思えたり」
今後については、「いろんなイベントに出たい」(白浜)、「ファンのみなさんと一緒にできる企画を増やす」(青山)、「刺さるパフォーマンスをしたい」(高井)、「夢中にのめり込みたい」(内藤)と、それぞれの夢を語る4人。コロナ禍ではアイドル活動も制約があるが、その高いパフォーマンス力はすでに高く評価されており、今後アイドルシーンをかき回す存在になりそうだ。
◆『クイック・ジャパン』vol.154(2021年2月26日発売/太田出版)
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