あさま山荘で何が起きたのか 山本直樹の問題作『レッド』新装版第3巻が発売

お知らせ
スポンサーリンク

「こんなのが総括なのか?」
最後の冬が、修羅と化す。
同志的援助、総括、自己批判、敗北死…極限の第3巻

『定本 レッド 1969-1972 3』帯より

連合赤軍による「あさま山荘事件」をベースに青春と革命の最期を描き、漫画史上屈指の問題作とされながら近年入手困難だった山本直樹・著『レッド』。事件から50年となる2022年より、新装版『定本 レッド 1969-1972』が全4巻で連続刊行中、いよいよ後半となる第3巻が2023年1月27日に発売となります。

1971年12月、真冬を迎えた榛名ベース。日中は薪拾い・水汲み・洗濯。夜は全体会議という毎日。一日はあっという間に過ぎていった。赤色連盟内では薬師と黒部一郎の問題が議論の的となり、これまでの総括要求の限界を乗り越えるため、ついに暴力による「援助」が実行され、連鎖しはじめる──。

『定本 レッド 1969-1972』第3巻より

山本直樹・著『定本 レッド 1969-1972』第3巻は2023年1月27日より発売。676ページ、2,420円(本体2,200円+税)。完結となる第4巻は、2月に刊行予定。揃えて読破しよう。

※本作『定本 レッド 1969-1972』は、講談社コミックス版『レッド』(全8巻)、『レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ』(全4巻)、『レッド 最終章 あさま山荘の10日間』(全1巻)、以上計13巻の物語全編を収録のうえ、新装版として全4巻にて刊行するものです。

関連商品