チケット即入手困難、渋谷を騒然とさせた展覧会が今度は書物に…! 人気ホラー作家・梨と株式会社闇が仕掛けた展覧会『その怪文書を読みましたか』の公式ブック刊行が決定。同名の展覧会で公開された怪文書100点以上が収録される予定だ。また、書籍刊行記念コラボグッズや、新たなイベントも企画中と発表されています。
チケット即入手困難、渋谷を騒然とさせた伝説の展覧会、禁断の書籍化
展示された怪文書100点以上を大収録!
誰が、どこで、なぜ、この“怪文書”を書いたのか──掲載されている「怪文書」は、全てフィクションである。
なぜこれほどしつこく忠告するかといえば、端的に危険だからだ。
──ダ・ヴィンチ・恐山※この書物は普通ではありません
■怪文書(かいぶんしょ)
『その怪文書を読みましたか』太田出版紹介文より
“ 意味不明な主張をしている文章のこと。
内容は誹謗中傷や被害妄想、非現実的なものが多い。
ほとんどが根拠不明で誤った情報を元にしている。”
──本当にそうなのでしょうか?
『その怪文書を読みましたか』は、マイラボ渋谷にて開催されたホラー&考察型展覧会。会場内の仕掛けや伏線を見つけ出した参加者が「#その怪文書を読みましたか」のハッシュタグと共に考察をSNS投稿し、展示体験が会場の外まで広がり話題となった。渋谷での開催後は広島でも追加開催されている。公式ブックの発表は今回初となる。
収録される「怪文書」サンプル
書籍『その怪文書を読みましたか』は、太田出版より2023年12月12日(金)発売。128ページ、A5判、予価2,420円(本体2,200円+税)。続報は、太田出版ウェブサイトや『その怪文書を読みましたか』公式X(yomimashitaka)を確認しよう。
梨(なし)
主にインターネットを中心に活動しているホラー作家。日常に潜む怪異などを取り入れた作風を特徴とする。「SCP財団」所属、Webメディア「オモコロ」にもホラー短編を投稿。 主な作品に『かわいそ笑』(イースト・プレス)、『6』(玄光社)、原案『コワい話は≠くだけで。』(KADOKAWA)などがある。
株式会社 闇(かぶしきがいしゃ・やみ)
日本一怖い企業サイトで話題となったホラー制作会社。「怖いは楽しい」を合言葉にホラー×テクノロジー「ホラテク」で、新しい恐怖体験をつくりだす。これまでにお化け屋敷をはじめ、数々のテーマパークや観覧車、映画館、商店街、ラブホテルでのホラーイベントを企画・プロデュースする。
※11.28追記…『その怪文書を読みましたか』の発売日は、11月28日(金)から12月12日(金)に変更となりました。