「眠り」を芸術家たちはどう表現したか? 『眠り展 アートと生きること』

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11月25日(水)より、東京・竹橋の東京国立近代美術館にて、「眠り」をテーマにした展覧会『眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで』が開催される。

この展覧会は、「眠り」がいかに芸術家たちの創造を駆り立ててきたか、美術作品に表現されたその形を、国立美術館が所蔵するコレクションから読み解くものだ。眠りは人が生きていく上で欠かせないだけでなく、夢と現実、生と死、意識と無意識など、相反するものを意味し、そこからは迷い、儚さなどを読み取ることが出来る。アートを通じて「起きながら見る眠りの世界」を楽しむ展覧会となる。

会場には、ルーベンス、クールベ、ルドン、マックス・エルンスト、河原温、内藤礼、塩田千春ほか、国立美術館所蔵の絵画、版画、素描、写真、立体、映像など、幅広いジャンルの作品約120点が登場。「目を閉じて」「夢かうつつか」「生のかなしみ」「私はただ眠っているわけではない」「目覚めを待つ」「河原温 存在の証しとしての眠り」「もう1度、目を閉じて」という全7章で、「眠り」が投げかける問いを解き明かしていく。

『眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで』は、2020年11月25日(水)~2021年2月23日(火・祝)まで、東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー(千代田区北の丸公園3-1 東京メトロ「竹橋駅」徒歩3分)にて開催。開館時間は10:00~17:00(金、土は20:00まで)。休館日は月曜(1月11日開館)、12月28日~1月1日、1月12日。観覧料は一般1200円。

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【関連リンク】
眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで-東京国立近代美術館

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。