12月16日(水)より、東京・六本木のサントリー美術館にて、リニューアルオープン記念展の第3弾『美を結ぶ。美をひらく。美の交流が生んだ6つの物語』が開催される。
1961年の開館以来「生活の中の美」を基本理念とし、2007年の六本木移転を機に「美を結ぶ。美をひらく。」というミュージアムメッセージを掲げて活動してきたサントリー美術館。今回の展覧会は、日本美術を軸に、江戸時代からパリ万博(1900年)の約300年間にちりばめられた「美を結ぶ物語」「美をひらく物語」を、同館所蔵のコレクションからたどるものだ。
展示は、「ヨーロッパも魅了された古伊万里」「将軍家への献上で研ぎ澄まされた鍋島」「東アジア文化が溶け込んだ琉球の紅型」「西洋への憧れが生んだ和ガラス」「東西文化が結びついた江戸・明治の浮世絵」「異文化を独自の表現に昇華したガレ」という6つのSTORYによって構成。
会場には、西欧の人々を魅了した古伊万里、佐賀藩(鍋島藩)で作られた高級磁器、琉球王国の染織を代表する紅型、ヨーロッパのガラス器への憧れから生まれた和ガラス、江戸の浮世絵や幕末維新期の横浜浮世絵、エミール・ガレの作品の中で日本で関わりの深い作品などが登場する。
『美を結ぶ。美をひらく。美の交流が生んだ6つの物語』は、2020年12月16日(水)~2021年2月28日(日)まで、サントリー美術館(港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階 東京メトロ・都営地下鉄「六本木駅」直結)にて開催。開館時間は10:00~18:00(金曜、土曜、1月10日、2月10日、2月22日は20:00まで)。休館日は火曜(2月23日は18:00まで開館)、12月28日~1月1日。入館料は当日一般1500円。
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