百田尚樹氏の『輝く夜』の電子書籍化が、百田氏の強い意向により実現。12月24日に発売される。
『永遠の0(ゼロ)』が500万部を超える大ヒットとなった百田氏。『輝く夜』は、『永遠の0』で全国の読者を感涙の渦に巻き込んだストーリーテラーが贈る、愛をめぐる珠玉の短編集だ。同作は、「聖夜の贈り物」として2007年に発売され、電子書籍版で「輝く夜」へと改題。「魔法の万年筆」「猫」「ケーキ」「タクシー」「サンタクロース」からなる5つのストーリーが収録されている。
百田氏は電子書籍化にあたり、
〈舞台はクリスマスイブです。
真面目に誠実に生きてきたにもかかわらず、幸運に恵まれなかった五人の女性たちに、幸福が舞い降りるという物語です。
しかしこの短編集は単なる夢物語ではありません。彼女たちが手にした幸せは、決して幸運の女神が気まぐれで与えたものではありません。
真面目に誠実に生きてきた彼女たち自身が引き寄せたものです。
私がこの本で本当に描きたかったことは、「希望」と「美しい生き方」なのです〉
というメッセージを寄せている。
電子書籍『輝く夜』は、2020年12月24日より各電子書店で順次配信開始。500円+税。
【関連リンク】
・聖夜の贈り物(輝く夜)-太田出版
【関連記事】
・村上春樹が『ノルウェイの森』の執筆時に120回もリピートした曲は?
・「見る」から「一緒につくる」へ 市民が蘇らせた北九州の奇跡の動物園
・デジタルネイティブ女子が語る「“意識高い”が皮肉でなくなる未来」
・大喧嘩、ニセ国際中継、夢のコラボ お笑いBIG3の『ANN』伝説回
※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。
関連商品