10月18日(木)より、東京・永田町の国立国会図書館にて、同館の開館70年を記念する展示会『本の玉手箱―国立国会図書館70年の歴史と蔵書―』が開催される。
国立国会図書館は1948年6月5日、国会議員の調査研究に役立てるため、「真理がわれらを自由にする」という理念のもとに開館。初代の館長は、日本国憲法の制定に多大な貢献をした憲法学者の金森徳次郎が務めた。その源流を帝国議会の衆議院図書館・貴族院図書館に遡る同館は、1968年に永田町に移転し、1986年には新館が完成。現在、上野にある国際子ども図書館、京都にある関西館の3つの施設でサービスを提供している。
70周年記念の展示では、およそ4300万部に及ぶ蔵書の多様さを、美しい本、珍しい本、どこかで見た本、世を映す本といった特色ある資料約180点で紹介(展示替え約70点を含む)。第二次世界大戦中の資料、正岡子規の自筆資料やコレクターが集めたスクラップブック、「魯敏遜漂行紀略」(ロビンソン・クルーソー)や「安得仙家庭物語」(アンデルセン物語)、「解体新書」や「みだれ髪」、国際連合の議事録、原子炉設置許可申請書、人気テレビドラマ「太陽にほえろ」の脚本など、バラエティに富んだ貴重な品々を鑑賞できる。
『本の玉手箱―国立国会図書館70年の歴史と蔵書―』は、2018年10月18日(木)~11月24日(土)まで(前期10月18日~11月2日、後期11月5日~11月24日)、国立国会図書館 東京本館 新館1階展示室にて開催。開催時間は10:00~19:00(土曜日は18:00まで)。休館日は日曜、祝日、11月21日。入場料は無料。
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