「脳が肉体を捨てる日」が来る? 『14歳から知る人類の脳科学、その現在と未来』

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玉川大学脳科学研究所教授の松元健二氏を監修に迎え、図解でわかりやすく「脳」について解説した『図解でわかる 14歳から知る人類の脳科学、その現在と未来』(松元健二・監修/インフォビジュアル研究所・著)が、4月16日に発売された。

凄まじいスピードで科学技術が進化するなか、世界中の研究者が解明を試みているのが「脳」。AIの能力が近い将来、人間を凌駕すると言われているが、脳研究は、脳が認知革命でつくりあげたバーチャルな世界をそのまま突き進むのか、あるいはいま一度自然と身体というリアルな世界と出合うのか、という大きな別れ道に差し掛かっている。

この本は、脳についての基礎知識、発見された脳の歴史から始まり、「知覚と行動と脳の仕組み」「私たちの心と脳の世界」「脳研究の未来」まで、人間が自らの脳についてどのように研究を重ね、現在、何が分かっているのか、その概観を図説したもの。いま、脳の未来について考える地点に立っている我々が、これからどの方向に向かって踏み出すのかを考える一冊となっている。

『図解でわかる 14歳から知る人類の脳科学、その現在と未来』は、2019年4月16日発売。定価1300円+税。

【関連リンク】
図解でわかる 14歳から知る人類の脳科学、その現在と未来-太田出版

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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