にじさんじ・月ノ美兎が推薦! 古参ゲーム実況者・たろちん初エッセイ『膵臓爆発本(略称)』発売

お知らせ

古参ゲーム実況者・たろちんが生死の境をさまよった壮絶な入院体験を、ユーモアたっぷりに綴った初エッセイ『毎日酒を飲みながらゲーム実況してたら膵臓が爆発して何度も死にかけた話』(略称:膵臓爆発本)が、2025年10月16日(木)に太田出版より発売。

発売を目前に、にじさんじ・月ノ美兎の推薦コメントと、コメントが添えられた帯が公開されました!

にじさんじ・月ノ美兎 推薦!

「人生で一番好きなゲーム実況者が気づいたら逝きかけてました。
概要欄がおもしろい実況者の書く本は絶対におもしろい。これはマジ」

月ノ美兎が帯に推薦コメントを寄せた、古参ゲーム実況者・たろちん初エッセイ
『膵臓爆発本(略称)』カバー・帯デザイン

2008年のゲーム実況黎明期に、ニコニコ動画で酔っ払いゲーム実況者としてデビュー。泥酔して支離滅裂なことを言いだし、突如奇声を上げるなど、グダグダなプレイで人気を博していた古参ゲーム実況者・たろちんによる初のエッセイ『毎日酒を飲みながらゲーム実況してたら膵臓が爆発して何度も死にかけた話』(略称・膵臓爆発本)が、いよいよ10月16日(木)に刊行されます。

膵臓の一部が壊死し、腎臓や肝臓といった様々な臓器不全を引き起こすなど致死率の高い疾患といわれる<重症急性膵炎>。「なんかお腹痛いなー」から一転、あれよあれよという間に緊急入院が決まり、転院に次ぐ転院、2か月以上も続いた絶飲絶食、院内大量殺人事件に巻き込まれる(という幻覚)、お腹の上に出しっ放しになった腸、回復してきたと思ったら脳出血で昏睡状態に……と、ジェットコースターのような波乱万丈の入院生活と、その後の人生が綴られています。

たろちんのことを「人生で一番好きなゲーム実況者」と語るにじさんじ・月ノ美兎による推薦コメントに加え、『はぐちさん』作者・くらっぺによる描き下ろし8コマ漫画も収録。

アルコール依存の哀愁や壮絶な入院経験を綴った書籍は古今東西あまたにあれど、ゲーム実況者によるものは(おそらく)世界初。痛快でコミカルなタッチで書かれた、新しい“アル中”エッセイをお楽しみください。

書誌情報

『毎日酒を飲みながらゲーム実況してたら膵臓が爆発して何度も死にかけた話』
著者:たろちん
定価:1,980円(税込)
発売日:2025年10月16日
出版社:太田出版
判型:四六判変形・202頁
ISBN:978-4-7783-4097-1
太田HP:https://www.ohtabooks.com/publish/2025/10/14163525.html
Amazon:https://amzn.to/4mW5PMr

★QJストア限定セットも発売!
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・書籍+アクリルブロックセット 2,970円
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著者プロフィール

たろちん
ゲーム実況者、ライター。1985年10月14日生まれ。本名は大井正太郎。2008年、ニコニコ動画で「たろちん」としてゲーム実況を開始。Webニュースサイト「ねとらぼ」のライター・編集者を経て、現在フリー。お酒をこよなく愛する人間だったが、2022年に「重症急性膵炎」を患い膵臓の3分の2が壊死。現在は生涯禁酒の身。noteでも闘病体験やその後の生活を綴っている。

目次

はじめに

第一章        膵臓が爆発して医師に「マジで死ぬよ」と言われた話

始まりは「なんかお腹痛いなー」
「最大の痛み」は最初の数日に来る
さらなる転院、ICUへ
病院でベロベロになる
魂的な意味でヌキありのメンエス「三途エステ」
「病気」というゲーム配信をしているだけ
「院内大量殺人事件」に巻き込まれ死を覚悟する
写真を見ながらおむつにうんちをするのが唯一の楽しみ
オンライン面会でもベロベロ
妻の神対応「Discordと友人のラジオ」
そして危篤へ……
「痛み止めの界王拳」が効かない絶望
全身がマシュマロマンになる
ベッド上のメリークリスマス

漫画コラム
妻・いみちん
ヒマな時間の過ごし方

第二章 不登校の中卒少年が酒に救われて「酔っ払いゲーム実況者」になった話

なんでそんなことになるまで飲んだの?
ドラえもんの「ホンワカキャップ」に憧れる
不登校の中卒少年と初めての飲酒
ジャズサークルでの「酒とバラの日々」
酔っ払いゲーム実況者「たろちん」の誕生
ゲーム実況者同士の飲み仲間「亀戸組」
フリーライター(実質無職)の生活へ
社会人、結婚、そして発病へ

漫画コラム
アルコール・エフェクト
たろちんとの思い出

第三章 助かったと思ったら「脳出血」でまた死にかけた話

HCUで情報の洪水に溺れる
『おさるのジョージ』に救われる日々
2カ月ぶりの水とゼリー
脳出血で気絶し「いいですか、落ち着いて聞いてください」の世界に
呼吸器再装着でへこむ
声を取り戻した第一声「誕生日おめでとう」
ラスボスは『バイオハザード』問題
リハビリ中に妻と3カ月ぶりの対面
一泊1万4000円の高級個室
病室で競馬ができるまでに回復
リハビリ中の筋肉「そこになければないですね」
リハビリ界のゴールデンルーキー(37)
そして退院へ

漫画コラム
退院後もまだ酒を飲みたくなるか?
退院後の食事について

第四章 「めでたしめでたし」の向こう側にある人生を生きている話
生活のすべてがリハビリの日々
細かすぎて伝わらない「重症急性膵炎の後遺症」
復職と退職
無精子症発覚
糖尿病になる
「めでたしめでたし」の向こう側にある人生を生きている

おわりに

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