テレビ出演も多い“ごみ清掃芸人”が、クイズ形式でごみ分別のコツや、未来への“ごみ”とのつきあい方などについて解説した『ごみ育(いく) 日本一楽しいごみ分別の本』(滝沢秀一・著/太田出版)が、8月6日に発売される。
この本は、著書の『このゴミは収集できません』(白夜書房)が話題を呼び、目下“ごみ清掃芸人”として話題の滝沢秀一がつづったものだ。1998年にお笑いコンビ「マシンガンズ」を結成した滝沢は、生活のためにごみ清掃員の仕事を始めて7年になり、お笑い芸人は副業に。新刊について滝沢は、
〈ぼくは最初、お金をもらうためにごみ清掃員 として働き始めたけど、ごみを通していろいろなことを教えてもらった。だからみんなにも、僕の見てきたこと、聞いてきたことを知ってほしいなぁと思ったんだ(著者あとがきより)
と、述べている。
同書は、知っているようで知らない「ごみ」について、「使い終わったカイロは何ごみ?」「ピザの箱は?」「乾燥剤や保冷剤はどう捨てる?」「最終処分場はあと何年もつ?」「“ごみ”そのものを減らすには?」といった具合にクイズ形式で分かりやすく解説したものだ。
クイズは、初級編の「まずはここから、自分の家のごみ」に始まり、中級編の「街を見直そう、近所のごみ」「絶対出てくる、季節行事・イベントごみ」、応用編の「間違いやすい、ごみの『中身』」、卒業編の「これで達人! 超難問ゴミ」まで、全50問。さらに、「処分場はもういっぱい」「食べ物はものすごく捨てられている」「プラスチックは海に流れこむ」といったコラムや「ごみ分別の極意9箇条」が掲載されており、付録として「『ごみ育』自由研究ノート」が付いている。
『ごみ育 日本一楽しいごみ分別の本』(滝沢秀一・著/太田出版)は2019年8月6日(火)発売。1100円+税。
【関連リンク】
・ごみ育 日本一楽しいごみ分別の本-太田出版
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