11月19日(火)より、東京・両国の江戸東京博物館にて、5人の人気浮世絵師の魅力に迫る特別展『大浮世絵展―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演』が開催される。
この展覧会は、タイトルに冠された喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳という浮世絵界きっての人気絵師に焦点をあて、国内や海外の美術館や博物館、個人コレクションから傑作ばかり集めて紹介するもの。1964年に行われた前回の東京五輪の際には、『オリンピック東京大会組織委員会協賛芸術展示 浮世絵・風俗画名作展』が開催されたが、2度目の東京五輪を前に、浮世絵の素晴らしさを紹介する展覧会が再び開催される。
会場には、歌麿の美人画、写楽の役者絵、北斎・広重の風景画、国芳の勇壮な武者絵と機知に富んだ戯画と、各浮世絵師の得意なジャンルに作品を絞り、優品ばかり展示。5人の単独展を一気に見られるような豪華な展覧会となっている。同館では2014年、開館20周年記念特別展として『大浮世絵展』が開催され、浮世絵ブームの端緒となったが、それから5年、再び同タイトルの展覧会が実現した。
『大浮世絵展―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演』は2019年11月19日(火)~2020年1月19日(日)まで、江戸東京博物館(墨田区横網1-4-1 JR「両国駅」徒歩3分)にて開催。開館時間は9:30~17:30(土曜日は19:30まで)。休館日は月曜(1月13日は開館)、12月28日~1月1日。観覧料は一般1400円。
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