6月17日(土)より、東京・丸の内の「三菱一号館美術館」にて、2人の天才を対比させる展覧会『レオナルド×ミケランジェロ展』が開催される。
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519)は、画家として『モナ・リザ』『最後の晩餐』『ウィトルウィウス的人体図』などの傑作を残す一方、建築、科学、医学、音楽など、あらゆるジャンルで才能を発揮し、「万能人」と呼ばれた人物。一方、ミケランジェロ・ブオナローティ(1475~1564)は、彫刻家、画家として、『ダビデ像』『ピエタ』『最後の審判』など、世紀の傑作を数多く残し、天才芸術家の名をほしいままにした。
この展覧会は、ダ・ヴィンチとミケランジェロというイタリアが生んだ2人の天才を、芸術家の力量を示す上でもっとも重要な「素描」によって比較するもの。会場では「顔貌」「絵画と彫刻のパラゴーネ(※パラゴーネ=比較)」「人体表現」「馬・建築」「レダと白鳥」「手稿」「書簡・詩歌」「肖像」の8テーマに沿って両者の作品を対比。素描のほかにも油彩画、手稿、書簡など65点の作品が登場する。
『レオナルド×ミケランジェロ展』は、2017年6月17日(土)~9月24日(日)まで、三菱一号館美術館(千代田区丸の内2-6-2 東京メトロ「二重橋駅」徒歩3分)にて開催。開館時間は10:00~18:00(祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週の平日は20:00まで)。休館日は月曜(祝日は開館)。チケットは当日一般1700円。
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