浮気調査の探偵「途中でタクシーに乗られるのが一番困る」

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芸能人の不倫が次々とスクープされ、不倫の恐ろしさが改めて知らしめられている。一般人でも浮気調査で不貞が暴かれる例は少なくないが、探偵の尾行から逃れる良い方法はないものか。フリーライターのキンマサタカ氏がつづった『文春にバレない密会の方法』(太田出版)では、タクシーを上手に使う方法を紹介している。

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徒歩で尾行中の探偵や記者が一番困るのが、街中で突然タクシーに乗られることである。もちろん近くに車両を待機させている場合が多いのだが、移動の最中に急にタクシー移動されたため、運よく直後にタクシーを捕まえられなかったので見失ってしまったというミスも起こりうる。

つまり密会の移動には普段からタクシー利用を挟むべきなのだ。Uber などのサービスを使えばスマートだし、滅多にタクシーが走らないところでも車を捕まえられる。もちろん後続の空車はなかなか来ない。探偵と記者は途方にくれるだろう。

途中で落ち合ってホテルに向かうと目撃のリスクが増す、ということなら、現地集合・現地解散もいい。ホテルの部屋で待ち合わせて、そこで解散する。味気ないかもしれないが、事前に待ち合わせの連絡をしておけば、リスクは最大限に回避できる。

ホテルを出た後は、自分よりも相手を尾行される可能性が高い。密会相手の身元を特定するためだ。街角で密会相手だけをタクシーに乗せたら、その後に不審な車が後をつけていないかを確認するクセをつけて欲しい。

◆『文春にバレない密会の方法』/キンマサタカ・著/太田出版/1111円+税

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文春にバレない密会の方法

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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