芸能人の不倫が次々とスクープされ、不倫の恐ろしさが改めて知らしめられている。不倫がバレるきっかけになりやすいのがケータイやスマートフォン。フリーライターのキンマサタカ氏がつづった『文春にバレない密会の方法』(太田出版)では、「ケータイからの浮気バレ」を防ぐ簡単なテクニックを紹介している。
【寝る前にスマホを再起動しろ】
寝ている間にケータイを解錠されたら……。誰もが抱く不安だ。ケータイを常にクリーンな状態に保てれば問題はないが、そうもいかない。人間だもの。何かしらの証拠を残してしまっているに違いない。密会をしている人間は息をするだけで、そのため息のつき方ひとつで浮気がバレてもおかしくないという。人はやましいこと、嬉しいこと、楽しいことを完璧に隠し通すのは不可能なのだ。
話を元に戻す。スマホのロックの多くはパスコードであるが、最近では指紋認証も一般的だ。アプリなども指紋で簡単に認証&購入できる。便利なのはいいが、寝ている間にスマホに指を当てられたら、簡単に開いてしまう。となると指紋認証を使わないのがベストだが、便利だしそうもいかない。だが、この不安は簡単に解決できる。寝る直前にスマホの電源を一度切って再起動するのだ。
再起動後は指紋認証だけではケータイは解錠できない。つまり寝ている間にスマホのロックを解除しようとすると、必ずパスコードの入力を求められる、というわけだ。
【スマホの指紋認証は第一関節で】
芸能人不倫のLINEのやり取りが流出した際、「指紋認証がアダになった」と世間で囁かれたことがある。確かに寝ている間に、そっと相手の指をスマホに押し当てれば、いともたやすく解錠できる。
iPhoneやAndroid の指紋認証は5回間違えるとパスコード無しではロックが解除できなくなる。逆に言えば、日数さえかければ、左右全部の指を試されて解錠される可能性があるわけだが、このリスクを回避する方策はいくつかある。
普通なら使わない指を登録すること。特に小指は、寝ている間につかまれるだけで、反射的に自然と指を巻き込むので、違和感を覚えて目を覚ます可能性が高い。ただ、泥酔していたら気づくかどうかは保証できない。
最良の選択は、親指の第一関節のあたりを登録することだ。指紋認証は皮膚の模様ならどれでも登録できる。つまり、指紋以外の場所でも認証できるのだ。これのメリットは、普通の指紋認証と同じ一連の動作で認証できるため、はたから見ても違和感がないこと。まさか指紋以外で認証しているとは思いもしないだろう。
◆『文春にバレない密会の方法』/キンマサタカ・著/太田出版/1111円+税
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