不倫バレの大敵「SNS」 アリバイ作りに使うテクニック

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SNSの普及は人との繋がりを容易にしたが、現在進行形で不倫をしている人にとって、SNSは不倫バレの大敵だ。どのようにすれば、SNSから不倫がバレるのを防げるのか? フリーライターのキンマサタカ氏がつづった『文春にバレない密会の方法』(太田出版)では、SNSに関する注意点を紹介している。

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当たり前だがSNSの取り扱いには注意が必要だ。過去に遡って、一緒にタグづけされている写真から浮気相手を特定されたなんてことも珍しくない。

Facebook を例にとると、まずは身内と繋がらないことが大事だ。万が一繋がってしまったら(繋がっていなくとも)友達情報が見えないように設定を非表示に変更する。これで自分の共通の知人を使って浮気相手を探ることも難しくなる。そもそも、密会相手とはSNSで繋がらないことが一番なのだが。

次にタグづけ機能だが、知り合いと浮気している場合は、すべての過去のタグづけを非公開にする。または友達から削除する。これで浮気相手を特定されることを回避できる。

恐ろしいばかりのSNSだが、逆にFacebook やInstagram のチェックイン機能を密会に活用することもできる。たとえば、友達と飲んで、その後密会相手と逢う時は、時間差で友達をタグづけして、さっきまでいた飲食店にチェックインする。友人との飲み会は21時に終わっているのに、23時にそれを投稿することで、「ああまだ友達と飲んでいるのね」という印象を伴侶に与えることができる。

「あえて“自撮り”をSNSにアップする」というテクニックもある。密会相手と約束をした夜のこと。とりあえず食事でもというときは、信用できる同性の友人を呼ぼう。これにはいくつかメリットがある。

まず、2人より3人でいるほうが、万が一目撃された場合も、周囲の目をごまかしやすい。次に、パートナーから自分の友人を紹介されたことで、自分が正式な(サブ)パートナーであると確認できて、密会相手を満足させられる。陰鬱なイメージがつきまとう密会だが、互いに後ろめたい気持ちがあるぶん、ちゃんと紹介されると嬉しいものだ。また、いつもは人目を避けて2人きりで過ごすことが多いため、久しぶりに3人で過ごすと会話が弾むのも大きい。

そして、3人で会う最大のメリットは、写真を残せるということだ。もし、家人から連絡があったら「高校の同級生と飲んでいる」とメッセージを送る。そして「遅くなりそうだからご飯はいらない」と続ける。次にその友人と撮った写真をSNSに上げる。このときのポイントはインカメラ機能を使って「自撮り」するということだ。まさかフレーム外に写っていない人がさらにいるとは、この写真からは想像しづらい。その錯覚を利用するのだ。

『文春にバレない密会の方法』/キンマサタカ・著/太田出版/1111円+税

【関連リンク】
文春にバレない密会の方法

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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