12月16日(土)より、JR東京駅内の「東京ステーションギャラリー」にて、同館の収蔵品を紹介する展覧会『鉄道絵画発→ピカソ行 コレクションのドア、ひらきます』が開催される。
この展覧会は、テーマの展開を鉄道の一路線にみたて、始発駅の「鉄道絵画」から終点の「ピカソ」まで、同館のコレクションをたどるもの。1988年の開館以来、購入や寄付などで収蔵品を増やしてきた同館が、初めてそのコレクションをまとめて公開する。
会場は、“始発駅”の「鉄道絵画」から始まり、東京駅を描いたもの、鉄道、車窓、線路などがテーマとなった日本画、洋画、写真、資料を展示し、さらに「都市と郊外」「人」、そして抽象的な作品を紹介。ピカソの作品4点のほか、東京駅内にあるステンドグラスの福沢一郎による原画、2014年に開催した「東京駅100年の記憶」展に出品した作品、資料など、約100点が展示される。
『鉄道絵画発→ピカソ行 コレクションのドア、ひらきます』は、2017年12月16日(土)~2018年2月12日(月・祝)まで、東京ステーションギャラリー(千代田区丸の内1-9-1 JR「東京駅」丸の内北口改札前)にて開催。開館時間は10:00~18:00(金曜日は20:00まで)。休館日は月曜日(1月8日、2月12日は開館)、12月29日~1月1日、1月9日。入館料は一般900円。
※このページの画像はサイトのスクリーンショットです
【関連リンク】
・東京ステーションギャラリー
【関連記事】
・高速化が進む新幹線 騒音減少に役立った“フクロウ”の知恵
・【中央線の謎】東海道新幹線ひかり 開発されたのは中央線の国立だった
・“旅”を作品に織り込んだ松本清張 名作を生んだ旅の原体験
・手抜き工事? 鉄筋の代わりに竹を使った鉄道橋が九州に存在