3月13日(火)より、東京・上野の国立科学博物館にて、最も身近でありながら最も奥深い「人体」の世界を知る『人体-神秘への挑戦-』が開催される。
この展覧会は、先人たちの努力の歴史と功績を振り返りながら人体の構造と機能を解説するとともに、それが最先端の研究でどのように変わりつつあるのかを紹介するものだ。人類は、自らを生かし、動かすものの仕組みを知るために、多くの挑戦を重ねてきた。科学の発達の縮図である人体研究の歴史について振り返りながら、人体に対する理解を深める。
会場には、万能の天才・レオナルド・ダ・ヴィンチが人体解剖を行って遺した解剖手稿、解剖学者のヴェサリウスによる解剖書『ファブリカ』初版本など、研究が大きく進んだルネサンス期の貴重な資料が登場。世界最古級の顕微鏡、解剖した人体を紙粘土で復元した「キンストレーキ」なども登場する。また同展はNHKスペシャル「人体~神秘の巨大ネットワーク~」と連携。最新の4K映像により、体内の世界を視覚で捉えることもできる。
『人体-神秘への挑戦-』は、2018年3月13日(火)~6月17日(日)まで、国立科学博物館(台東区上野公園 7-20 JR上野駅徒歩5分)にて開催。開館時間は9:00~17:00(金曜・土曜、4月29日、30日、5月3日は20:00まで。5月1日、2日、6日は18:00まで)。休館日は月曜(3月26日、4月2日、4月30日、6月11日は開館)。観覧料金は当日一般1600円。
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