イサム・ノグチ大規模回顧展 20世紀を代表する芸術家の活動の全容を紹介

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7月14日(土)より、東京・初台の「東京オペラシティ アートギャラリー」にて、芸術家・イサム・ノグチの展覧会『イサム・ノグチ ─ 彫刻から身体・庭へ』が開催される。

イサム・ノグチ(1904~1988)は、詩人だった父・野口米次郎とアメリカ人の母の間に生まれ、日本とアメリカを股にかけて活躍した20世紀を代表する芸術家。その作品のジャンルは幅広く、肖像彫刻、舞台美術を経て、陶芸、庭園、家具、照明器具、環境デザインなどで優れた作品を残している。代表作に、広島の平和大橋、パリのユネスコ本部の庭園、大阪万博の噴水、フィラデルフィアの「ベンジャミン・フランクリンのためのモニュメント」、札幌モエレ沼公園などがある。

同展は、ノグチの没後30年を記念し、「世界市民として生きたイサム・ノグチ」の制作に焦点をあてるものだ。会場には、若きノグチが北京で描いた毛筆による身体ドローイング、モダンダンスの開拓者マーサ・グラハムとのコラボレーションによる舞台関連作品、日本で制作した陶作品や光の彫刻「あかり」、庭園やランドスケープに関わる模型・資料、晩年の石彫作品など、約80点の作品が登場。異文化の融合や生活と環境の一体化をめざしたノグチの活動の全容を紹介する。

『イサム・ノグチ ─ 彫刻から身体・庭へ ─』は、2018年7月14日(土)~9月24日(月)まで、東京オペラシティ アートギャラリー(新宿区西新宿3-20-2 京王新線「初台」駅徒歩5分)にて開催。開館時間は11:00~19:00(金・土は20:00まで)。休館日は月曜(祝日の場合は翌火曜日)、8月5日。入場料は一般1400円。

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イサム・ノグチ ─ 彫刻から身体・庭へ ─ -東京オペラシティ アートギャラリー

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。