4月4日(土)より、東京・上野公園の東京藝術大学大学美術館にて、ボストン美術館と東京藝術大学のコレクションを紹介する展覧会『ダブル・インパクト 明治ニッポンの美』が開催される。
この展覧会は、日米の2つのコレクションを合わせた“ダブル・インパクト”により、「西洋人がいかにニッポンの文化に衝撃を受けたか」「日本人がいかに西洋から衝撃を受けたか」を再検討するもの。日本美術関連の品だけで10万点を超える作品を有するボストン美術館と、国内屈指の質量を誇る東京芸大の収蔵品を比較することで、「明治ニッポンの美」の歩みを紹介する。
展示は、黒船来航から文明開化を経て、近代国家成立までのおよそ半世紀を、絵画、工芸、写真などでたどるもの。教科書に載る有名作品から初蔵出し作品までおよそ150点により、美術立国ニッポンを振り返る展覧会となっている。
『ダブル・インパクト 明治ニッポンの美』は、2015年4月4日(土)~5月17日(日)まで、東京藝術大学大学美術館(台東区上野公園12-8 JR「上野駅」徒歩10分)にて開催。開館時間は10:00~17:00。休館日は月曜日(4月6日、5月4日は開館)。観覧料は当日一般1500円。なお同展は、名古屋ボストン美術館を巡回する(6月6日~8月30日)。
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・ダブル・インパクト 明治ニッポンの美-東京藝術大学大学美術館
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。