ももいろクローバーZの佐々木彩夏といえば“あーりん”の愛称でおなじみだが、昨年の後半あたりから、ステージで“あーりん”ではなく“あーちゃん”と呼ばれることが急速に増えてきた。“あーりん”と“あーちゃん”は何が違うのか? 『クイック・ジャパン』vol.119で、佐々木はこのように語っている。
「(あーりんが)軸です、私の。あーりんって、ちょっとウザったいイメージがあるかもしれないけど(笑)、本当はそうじゃなくて、私的には『お上品』とか『女の子らしい』のがあーりんのイメージなの。女の子として大事にしなくちゃいけない部分で、ママがずっと私に言っていたこと。テレビやステージでは、ちょっとキャラを作ってブリブリしたことも言うけど、本質的な部分はママの教えなんですよ。だから、ブレない」
「だから、あーりんでいたほうが私は堂々とできる」と言い切る佐々木。あーりんについては、「私の理想」「いつまでたっても変わらない」と語る彼女だが、一方のあーちゃんは、どんな人なのか?
「あーちゃんは『今』の佐々木彩夏、なのかなぁ~。(中略)家でもあーちゃんって呼ばれてたから、違和感もないし、プライドとかこだわりがなくなったから、あーちゃんをステージでも出せるようになったのかな」
「佐々木彩夏」「あーりん」「あーちゃん」と、多くの引き出しを持つ佐々木。しかし彼女はしっかりその“使い分け”を把握しているようで、
「たまに『どれが本当なの?』って聞かれるんだけど、全部、本当なの。佐々木彩夏も本当だし、あーりんも本当。あーりんは『作っているんじゃないの?』って聞かれるけど、まったく無理していないから。もちろん、あーちゃんも18歳の私の本当だから。うん、全部、本当の私」
と語っている。
◆『クイック・ジャパン』vol.119(2015年4月10日発売/太田出版)
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