歴史ある邸宅でガレを堪能 『ガレの庭 花々と声なきものたちの言葉』

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1月16日(土)より、東京・白金台の「東京都庭園美術館」にて、エミール・ガレの作品を紹介する『ガレの庭 花々と声なきものたちの言葉』が開催される。

エミール・ガレは、陶芸、ガラス芸術、木工家具の分野で活躍したアーティスト。植物学者としても活動したガレは、植物への深い造詣を背景に、花や昆虫など自然の美を抽象的な概念として表現した。ガラスを芸術作品にまで昇華させたガレは、1889年と1900年に開催されたパリ万国博覧会でグランプリを獲得。19世紀末から20世紀初頭にヨーロッパで花開いた「アール・ヌーヴォー」を代表するアーティストとして高く評価されている。

会場では、現在日本にあるガラス作品と、そのもととなったデザイン画が100年ぶりに出会うほか、ガレの遺族の手を経てパリのオルセー美術館に所蔵されているガレのデザイン画が登場。1933年に建てられた住宅建築を展示室として使用する同館で、ガレのガラス作品や、なかなか展示されることのないデザイン画などを堪能することが出来る。

『ガレの庭 花々と声なきものたちの言葉』は、2016年1月16日(土)~4月10日(日)まで、東京都庭園美術館(港区白金台5-21-9 東京メトロ・都営地下鉄「白金台駅」徒歩6分)にて開催。開館時間は10:00~18:00。休館日は第2・第4水曜日(1月27日、2月10日、2月24日、3月9日、3月23日)。観覧料は一般1100円。

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。