タモリを最も良く知るアナウンサー タモリから学んだ“タモリズム”とは

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国民的人気番組だった『笑っていいとも』は、一昨年に終了してしまいましたが、その後も『タモリ倶楽部』や『ブラタモリ』などで相変わらず存在感を示しているタモリさん。“テレビの人”というイメージが強いタモリさんですが、デビュー当初はラジオ番組から人気に火がつき、昨年12月には『オールナイトニッポン』に久々の出演を果たすなど、ラジオでも才能を発揮してきました。

そんなタモリさんとラジオ番組『タモリの週刊ダイナマイク』で共演してきたニッポン放送の上柳昌彦さんは、タモリさんをとても良く知るアナウンサー。タモリさんと上柳さんは気が合うようで、タモリさんの「『小手指』っていう言葉の響きって、エッチだよね。(浣腸するポーズで)『こう手を、差し!』って」などのボケた発言に、「なに言ってるんですか(笑)」と、嬉しそうにツッコミを入れる仲です。

上柳さんはタモリさんと同様、鉄道ファンでもあります。例えば『今夜もオトパラ!』(月曜~金曜17:30~20:50 上柳は月曜~木曜)で、神奈川県山北町から届いたメールを紹介する時に、「山北駅には蒸気機関車が置いてありますね」とコメント。さりげなく鉄道ネタを入れてくるところはタモリイズムがあるからでしょう。

そんな上柳さんがタモリさんから学んだことは「ふとした瞬間に引く」というテクニックだとか。タモリさん以外にも笑福亭鶴瓶、中島みゆき、THE ALFEEなど大物芸能人とも共演。タモリさんもたくさんの方と共演してきましたが、タモリイズムを学んだ上柳さんは、まさに「日本一、タモリの気持ちが分かるアナウンサー」と言えそうです。

◆ケトル VOL.28(2015年12月14日発売)

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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