1月20日(水)より、東京・六本木の「国立新美術館」にて、大原美術館(岡山県倉敷市)のコレクションを紹介する展覧会『はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション』が開催される。
大原美術館は、倉敷を基盤に幅広く活躍した実業家・大原孫三郎が1930年に設立した、日本初の西洋美術中心の私立美術館。倉敷紡績や倉敷中央病院、私立倉敷補修学校(現在の倉敷商業高校)ほか、実業界のみならず社会貢献や福祉にも大きな足跡を残した大原は、同郷の画家・児島虎次郎の協力によってヨーロッパの美術作品を集め、児島が亡くなった翌年に同館を設立した。
同展は、西洋近代美術をはじめ、日本近代洋画、民芸運動ゆかりの作家たちの作品、エジプト・オリエント・東洋の古代美術、そして戦後美術から、現在一線で活躍している現代美術家の作品まで、様々なジャンルの作品が揃う大原美術館のコレクションの中から選りすぐった名品を紹介するもの。エル・グレコの『受胎告知』、クロード・モネの『睡蓮』のほか、古今東西の優れた作品が展示される。
『はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション』は2016年1月20日(水)~4月4日(月)まで、国立新美術館(港区六本木7-22-2 東京メトロ「乃木坂駅」すぐ)にて開催。開館時間は10:00~18:00(金曜は20:00まで)。休館日は火曜。観覧料は当日一般1600円。
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