4月29日(金・祝)より、東京・六本木の「森アーツセンターギャラリー」にて、およそ2000年前に消えた街・イタリア・ポンペイの壁画を紹介する『日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展』が開催される。
ポンペイは、紀元前79年のヴェスビオ山の噴火により、一瞬にして地中に埋もれたイタリアの古代都市。18世紀に発掘が開始されると、当時の生活をそのまま伝える遺構や壁画などが次々と出土し、1997年には「ポンペイ、ヘルクラネウム及びトッレ・アンヌンツィアータの遺跡地域」として世界遺産に登録されている。
同展は、ポンペイの出土品の中でもとりわけ人気のある壁画に焦点を絞り、壁画の役割や絵画的な価値を紹介するもの。会場には、過去1度しか国外に持ちだされたことのない『赤ん坊のテレフォスを発見するヘラクレス』のほか、皇帝を崇める聖域に遺された奇跡の壁画、豊かな大地の恵みをモチーフとした壁画、当時のセレブの豪邸を飾った大壁画などが登場し、2000年前の古代空間が六本木の街に甦る。
『日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展』は、2016年4月29日(金・祝)~7月3日(日)まで、森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)にて開催。開館時間は10:00~20:00(5月3日をのぞく火曜日は17:00まで)。会期中無休。観覧料金は当日一般1600円。
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