昨年11月に解散を発表し、6月に東京ドームでラストライブを行うFUNKY MONKEY BABYSが、映画『ボクたちの交換日記』の主題歌『サヨナラじゃない』を書き下ろした。『ボクたちの…』は、鈴木おさむが売れないお笑い芸人を描いた小説を映画化した作品。ファンモンのリーダーのファンキー加藤と鈴木おさむが、現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.106で対談し、ファンモンの解散についてこう語っている。
鈴木 「昔、僕が構成に入っている『A-Studio』(TBS系列で放送されている対談形式のトーク番組)に出演していただいた時も、ケミカル君がいつか住職になって解散するって言ってましたよね? みんな冗談としか聞いてなかったけど(笑)」
加藤 「結構言ってるんですよ、雑誌の取材とかテレビとかラジオで『いずれこいつ、住職になりますよ』と(笑)。その時期的なものが、いよいよ押し迫ってきたんです。住職って30歳前後ぐらいで1年間修行する、というしきたりがあるんです」
この突然の解散発表を「超久々の人気絶頂の解散」と語り、過去の例としてBOOWYを挙げた鈴木。「ファンモンの解散する姿を見ていると、高校を卒業するみたいな感じなのかな」と、鈴木が言うと、加藤は「いや、ホントにそうですね」と答えた上で、
「自分たち的には、達成感のほうが多いんですよ。解散の悲しみよりも、『よくみんなここまで突っ走ってこれたな!』っていう。おそらくケミカルの『いずれ住職になる』という時間的制限がうちらにはあったから、最初からトップスピードだったんですよね。(中略)ファンモンを20年30年のプランで考えていたら、たぶんここまでこれてない気がするんです」
と述べ、「本当に達成感のほうがありますね」と解散の心境について語っている。
◆『クイック・ジャパン』vol.106(2013年2月12日発売/太田出版)
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