現在、東京・六本木の森美術館にて、同館10周年を記念した“愛”がテーマの展覧会『LOVE展:アートにみる愛のかたち』が開催されている。
この展覧会は、2003年に開業した六本木ヒルズの最上部に位置する森美術館の10周年記念展。“幸福”をテーマとした開館記念展『ハピネス:アートにみる幸福への鍵』で03年にスタートを切った同館が10周年を迎え、「人間の根源的な希求であり、古今東西、あらゆるジャンルの芸術家たちにインスピレーションを与え続けてきた『愛』に注目」している。
展示は、「愛ってなに?」「恋するふたり」「愛を失うとき」「家族と愛」「広がる愛」の5つのセクションで構成されていて、時代や地域を超えて選ばれた美術史上に残る名作や、意欲的な新作など合計約200点が登場。シャガールやダリ、ロダンといった世界的芸術家や、岡本太郎、草間彌生、荒木経惟といった日本の巨匠のほか、ボーカロイド・初音ミクも登場し、多様性に富んだ“愛”について考察している。
『LOVE展:アートにみる愛のかたち』は、2013年4月26日(金)~9月1日(日)まで森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)にて開催。開館時間は10:00~22:00(火曜のみ~17:00)。入館料は一般1500円。
※このページの画像はサイトのスクリーンショットです
【関連リンク】
・LOVE展-森美術館
【関連記事】
・世紀の天才レオナルド・ダ・ヴィンチの“ネタ帳”が日本初公開
・スヌーピーと日本の匠がコラボ 九谷焼や輪島塗のスヌーピーが登場
・ピカソと並ぶ20世紀の巨匠フランシス・ベーコン展 日本で30年ぶりに開催
・夢の世界を描いたフランス印象主義の代表 オディロン・ルドン展
※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。