マンガ家が大学の学長に 京都精華大の次期学長に竹宮恵子が就任

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京都精華大学(京都市左京区)は、マンガ家でマンガ学部教授の竹宮恵子が、来年度から新学長となることを発表した。

京都精華大学は、1968年に京都精華短期大学として開学し、79年に4年制大学として美術学部を開設。06年には日本で初めてマンガ学部を、13年には音楽とファッションを学ぶポピュラーカルチャー学部を設立するなど、先進的な取り組みを行う大学として知られている。

竹宮恵子(1950~)は68年に「週刊マーガレット」の新人賞に佳作入選した「リンゴの罪」でデビューし、「風と木の詩」「地球へ…」で小学館漫画賞を受賞。少女マンガだけでなく少年マンガや企業マンガなど様々なジャンルで活躍するかたわら、00年から京都精華大学の教員としてマンガ制作の技術指導やマンガ教育の体制づくりに尽力し、08年から4年間はマンガ学部長を務めた。

同大は、今年度をもって現職の学長が退職することに伴い、専任教職員全員の投票による選挙を行い、竹宮を次期学長に選出。竹宮は、「マンガ学部のことだけではなく大学全体のことを目配りする立場になり、他分野についてはまだよく知らないことも多いのですが、知らないということは『素直に学べる』ということでもありますから、各分野の方々にしっかり相談して前進して行きたいと考えております」(コメント一部抜粋)と述べている。竹宮の学長任期は2014年4月1日~2018年3月31日の4年間。(文中敬称略)

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。