4月26日(土)より、広島県福山市の「鞆の津ミュージアム」にて、“ヤンキー文化”に注目した展覧会『ヤンキー人類学』が開催される。
同展は、1970年代から80年代にかけて“不良少年”の間で流行したヤンキー文化に着目した展覧会。髪を強烈に盛り上げるリーゼント、「ボンタン」「ドカン」「長ラン」「短ラン」などの変形学生服、暴走族が身にまとう特攻服、ハンドルを絞ってカウルを付け、爆音が出るようにマフラーをイジった改造車など、一般的には眉をひそめられる対象であったヤンキー文化を「自己存在の強烈な主張」「既成概念に対する反骨心」「自由な編集性」と解釈し、肯定的に捉え直している。
会場には、超精巧なデコトラのミニチュア、デコチャリ、ブチ上げ改造単車、ド派手な成人式の衣装、金色の折り紙を使った「黄金」の茶室、相田みつをの書などが登場。旧車會グループ、暴走族グッズ収集家、アウトローショップ、地下格闘技団体、月刊『チャンプロード』や『メンズナックル』編集部等の協力のもと、自らを表現せずにはいられない精神から生み出された作品が会場を飾る。
『ヤンキー人類学』は、2014年4月26日(土)~7月21日(月・祝)まで、鞆の津ミュージアム(福山市鞆町鞆271-1 JR「福山駅」バス30分 「鞆の浦」バス停徒歩5分)にて開催。開館時間は10:00~17:00。休館日は月、火曜(4月28日、29日、5月5日、6日、6月10日、7月21日は開館。4月30日、5月1日、7日、8日は振替休館)。観覧料金は一般1000円。
※このページの画像はサイトのスクリーンショットです
【関連リンク】
・ヤンキー人類学-鞆の津ミュージアム
【関連記事】
・ロンブー淳「ロンハーの素人企画にやらせは一切なかった」
・「ご飯の友」はよく話題になるが、最強の「パンの友」は?
・宮川大輔 ほっしゃん。と組んでいたコンビの解散の瞬間を語る
・中央線沿線在住の満島ひかりが「中央線の楽しみ方」を指南