4月26日(土)より、東京駅近くの「ブリヂストン美術館」にて、チャイナドレスをテーマにした展覧会『描かれたチャイナドレス ─藤島武二から梅原龍三郎まで』が開催されている。
この展覧会は、大正時代に沸き起こった中国趣味により、美術界にも数多く登場した「中国服を着た女性像」に着目した展覧会。チャイナドレスをはじめ、上衣下裳、唐俑を模した女性像、台湾原住民の民族衣装、チャイナドレスをまねて日本人がつくったドレスなど、さまざまな中国服の女性像の作品を取り上げる。なお、「チャイナドレス」は、中国語で旗袍(チーパオ)と呼ばれるワンピースを指す和製英語で、もともと清朝満州族の貴族(旗人)の女性が着る衣裳だった。
会場には、藤田嗣治、梅原龍三郎、児島虎次郎ら、中国を実際に訪れた洋画家たちの作品や、藤島武二、安井曾太郎ら、日本で日本女性に中国服を着せて描いた作品が登場。さらに同時代のチャイナドレスが展示されるほか、チャイナドレスや中国服を着た来場者が団体料金で入場できる「チャイナドレス割引」も実施されている。
『描かれたチャイナドレス ─藤島武二から梅原龍三郎まで』は、2014年4月26日(土)~7月21日(月・祝)まで、ブリヂストン美術館(中央区京橋1-10-1 JR「東京駅」八重洲中央口徒歩5分)にて開催。開館時間は10:00~18:00(金曜は20:00まで)。休館日は月曜(4月28日、7月7日、7月14日、祝日は開館)。入館料は一般800円。
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