6月14日発売の雑誌『ケトル』は、特集のテーマとして“カウンター”をピックアップ。「カウンターのあるお店が大好き!」と題し、日本全国のカウンターのある名店や、カウンターにまつわるうんちくをあれこれ紹介している。今回紹介するのは、「カウンターでの振る舞い方」について。バーのマスターに、カウンター恋愛術を聞いてみました。
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バーに行き、気になる相手と2人並んでカウンターに座るのは最高にドキドキする瞬間ですが、そこで大切なのがカウンターでの振る舞い方。そこで、『バーのマスターがなぜネクタイをしているのか?』の著者で人気恋愛コラムニストであるbar bossaのマスター・林伸次さんに、カウンターにおける恋愛テクニックの極意を聞いてみました。
「まず、カウンターでは、男性が女性をリードするのが鉄則です。そのほうが男性もカッコよく見えるし、女性も安心してお酒が楽しめますよね。男性は大変かもしれませんが、会話でもオーダーでも、カウンターでは常に男性が女性を気にかけてあげてほしいです」
まずはこれが基本なので、これは絶対に覚えるべし! そして座る位置にもポイントがあります。
「心理学的に『右側に座った人が主導権を握る人で、左側に座った人がリードされる人』といわれているそうです。だから、『今日は自分がリードしたい!』と思う相手とカウンターに座るときは、できるだけ右側を意識するのがオススメです」
座る席をきっちりキープしたら、次にするべきはおつまみのオーダーです。
「女性をカウンターで口説くとき、会話を弾ませるために一番てっとり早いのはお酒を飲んでもらうことですよね。そういうときは、まずおつまみを頼みましょう。男性はつまみがなくてもお酒が進む人が多いですが、女性の胃袋は不思議で、『お腹がいっぱい』と言う人でも、実はまだ3段階ぐらい余裕がある(笑)。だから、女性は満腹状態でもつまみを欲しがる人が多いんです」
つまみがあれば喉も渇くしお酒も進むのに、意外とそのことに気付いていない男性は非常に多いのだとか。ちなみにお酒のおかわりにも関しても、女性はなかなか自分からは頼みにくいものなので、女性のグラスが空になりそうなタイミングで、男性側が「次はなにが飲みたい?」と声をかけるのがベストだそうです。
◆ケトル VOL.19(2014年6月14日発売)
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