2008年のM-1で準優勝を果たしてブレイクし、現在も2人合わせて10本以上のレギュラー番組を抱えているオードリーの“片割れ”、春日の体がいま、ものすごいことになっている。その見事にシェイプされた肉体は、もはやアスリートのレベル。彼の体は、なぜこのようになってしまったのか? 現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.115で、春日はこう語っている。
「ラジオでふざけて『ボディビルダーになろうか』という話をしたんですよ。いじられるほど筋肉質でも太ってもいないので、いっそガチガチに鍛えたら面白いんじゃないかと。それがきっかけでマネージャーから『ボディビルの大会に出て、その経緯をDVDにしませんか』と提案されて……『それ、誰が買うの?』と思いましたね(笑)」
もともと筋力があり、体を鍛えるのも性に合っていた春日は、トレーナーの指導の下、順調に体を逞しくさせていく。しかしボディビルは、ただただ筋肉をつける競技ではなく、体重制限も存在するため、大会直前にはちょっとハプニングも生じた。
「測量した後、スタッフがジムの隅に集まって『これはまずいぞ』とざわつきだしましたね(笑)。結局、何キロでも出られる75キロ超級にエントリーすることになったので、減量する必要はなくなったんですけど、それで逆に火がついた。みんなが諦めた中、75キロまで絞ったら盛り上がるというか、みんなが春日のことを褒めてくれるんじゃないかと(笑)」
かくして減量に成功した春日は、満を持して大会に出場し、大勢のボディビルダーが並ぶ中、ギリギリまで絞りあげた肉体を披露。大会を終えた後も、鍛えていないと気持ち悪く感じるようになり、ジム通いは続けているそうだ。
◆『クイック・ジャパン』vol.115(2014年8月11日発売/太田出版)
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