8月20日(土)より、東京・原宿の「ラフォーレミュージアム原宿」にて、チェコ出身のシュルレアリスムアーティスト、ヤン・シュヴァンクマイエルの展覧会『ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展 ~映画とその周辺~』が開催される。
シュヴァンクマイエルは1934年、チェコスロヴァキア・プラハ生まれのアーティスト。共産党政権下でブラックリストに載りながらも創作活動を続けてきた彼は、アニメーション作家や映画監督として活躍する一方、コラージュ、オブジェ、ドローイングなどの美術作品も発表。
昨年には、映像作品『対話の可能性』(82年)が国際アニメーション協会のアンケートで世界短編アニメーション史上No1の作品に選ばれ、8月27日(土)からは、最新映画『サヴァイヴィング ライフ』(10年)が日本公開される。
同展では、シュヴァンクマイエルおよび妻・エヴァによる、さまざまな素材を使ったオブジェ、絵画、版画、ドローイング、コラージュなど、200点以上の作品を展示。また、書籍『アリス』新装版のために描いたコラージュ作品や、ヤンが下絵を描き、日本の彫り師と摺り師が伝統的な技法で制作した木版画など、日本のために制作した新作も公開される。
『ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展 ~映画とその周辺~』は、ラフォーレミュージアム原宿(ラフォーレ原宿6F 渋谷区神宮前1-11-6)にて、8月20日(土)~9月19日(月)まで開催。開場時間は11:00~20:00(最終日~18:00)。
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【関連リンク】
・ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展 ~映画とその周辺~-株式会社ラップネット
・ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル情報サイト
・映画「サヴァイヴィング ライフ」公式サイト
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