吉高由里子「女優の仕事は毎回ハゲそうなくらい悩む」

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共にドラマ、映画、CM、バラエティと、幅広いジャンルで活躍を続ける吉高由里子と仲里依紗は、同じ事務所の先輩後輩の関係。お互いの作品はチェックしているという2人が『クイック・ジャパン』vol.98誌上で対談し、仕事に対する姿勢について語っている。

一見、キャラの似通った2人だが、「(仕事は)ぜーんぶ事務所が決めてるんでね」という仲と、「最近は自分で決めてるよ」という吉高とでは、そのスタイルはまるで正反対のようだ。

吉高「企画書から私、見るもん。里依紗も、そういうことやらしてもらったらいいんじゃん?」
仲「いや、そしたら私、たいがい嫌だって言うと思う(笑)。決めてもらったほうが安心です」

仲が、「そこはプロ(=マネージャー)にお任せして、とりあえず自分は自分のことやろうと思って。全部、社会勉強と言えば社会勉強なんで。私、プロデューサーになりたいんで」と自分の夢を語ると、吉高は、「人前で堂々と言える夢は良いですね」と1つ年下の仲の意見に感心。そして、「5年、10年先は多分この仕事を続けられないと思う」という吉高はその理由をこう説明する。

「だってプレッシャーがすごいじゃん。毎回毎回ハゲそうなぐらい悩むの」「ホントに陰湿になるよ、顔合わせとかリハーサルの前とかになると。ちょっと私、誰かに軽く轢かれないかな~みたいなこと考える。最初の頃はさ、慣れたら大丈夫だと思ってたんだけど、5年も6年もやってさ、何も変わらないのよ。これはしんどいと思って」

これを聞くと、「私、逆かもしれない。テキトーにやってます」と、ここでも正反対の答えを返す仲。それでも2人は、「違いすぎるから一緒にいても苦じゃない」と、改めて相性の良さを確認し合った。

◆『クイック・ジャパン』vol.98(10月12日発売/太田出版)

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。