12月17日(土)より、横浜・みなとみらいの横浜美術館にて、画家・松井冬子の公立美術館における初の大規模な個展『松井冬子展 世界中の子と友達になれる』が開催される。
松井冬子は1974年生まれ、静岡県森町出身の画家。女子美術短期大学で油彩画を、東京藝術大学で日本画を学んだ彼女は、恐怖、狂気、ナルシシズム、性、生と死などをテーマに挑発的とも言える作品を制作する一方、その美貌が話題になることも多く、かつて週刊誌が行った「美人すぎる○○」というアンケートで、圧倒的な1位に輝いたこともある。
同展では、彼女の代表的な本画の作品、試行錯誤の軌跡を伝える下絵、厳密に描き込んだデッサンなどに、本展のための新作を加えた約100点を展示。東京藝大の学部卒業制作作品であり、同展のタイトルでもある《世界中の子と友達になれる》をはじめ、浮遊する幽霊を描いた《夜盲症》、盲目のボルゾイ犬を描いた《盲犬図》など、松井冬子の全貌を見ることができる。
『松井冬子展 世界中の子と友達になれる』は、12月17日(土)~2012年3月18日(日)まで、横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3-4-1)にて開催。開館時間は10:00~18:00、休館日は木曜、12月29日(木曜)~1月3日(火曜)。
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