現在、東京・丸の内の「丸ビル」および「丸の内オアゾ」にて、福井県恐竜博物館の貴重な標本を展示する展覧会『大恐竜展 in 丸の内 2012~福井県恐竜博物館コレクション~』が開催されている。
福井県恐竜博物館(福井県勝山市)は、2000年に開館した、恐竜に関する国内最大級の博物館。4500平方メートルの広大な空間には、40体の恐竜骨格や千数百の標本、大型復元ジオラマなどが展示されている。
福井県は、1989年から勝山市で恐竜化石調査事業を実施して数多くの恐竜化石を発見し、日本の恐竜化石の約8割を発掘。フクイラプトルやフクイサウルスの国内初の全身骨格復元など、調査事業は大きな成果を上げている。
同展は、約12メートルもある「アクロカントサウルス」の全身骨格、翼を広げた時の長さが7mにもおよぶ大型の恐竜「プテラノドン・スターンバーギ」、首都圏で初公開となる”動くフクイサウルス”、推定全長4.2メートルの「フクイラプトル」の復元された全身骨格などを展示。さらに、恐竜時代の再現動画「ダイノシアター」の上映や、竜脚類大腿骨と恐竜糞の本物の化石に触れられる体験コーナーなども設けられている。
『大恐竜展 in 丸の内 2012~福井県恐竜博物館コレクション~』は、2012年3月21日(水)~29日(木)まで、丸ビルと丸の内オアゾにて開催。開場時間は11:00~20:00。
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