【中央線の謎】武蔵小金井の「一生飲めるドリンクバーのカギ」は500円也

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4月14日発売の雑誌『ケトル』は、特集のテーマとして中央線をピックアップ。「中央線が大好き!」と題し、中央線沿線のグルメ、カルチャー、気になるスポットや、中央線沿いに住む満島ひかり、森本レオ、林家たい平らのインタビューなどを掲載している。今回取り上げる中央線の駅は武蔵小金井。この街に存在する「一生飲めるドリンクバーのカギ」とは?

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武蔵小金井駅南口の商店街に古くからある「菊屋文具店」は、画家や筆記具マニアも通うほど筆記具が豊富なお店。最新のものから値段がついていないような古いものまで取りそろえたこちらのお店には、武蔵小金井に湧く井戸水を一生ゲットできる「魔法のカギ」が売られている。

実は”小金井”という地名は、「黄金に値する豊かな水が湧く」ことに由来し、黄金井→小金井になったといわれている。かつて小金井市中央商店街協同組合は、この武蔵小金井の湧き水というという地域資源を生かすために100mの深井戸を掘り、「魔法のカギ」は、その蛇口の専用水栓なのだ。

カギの値段は500円。菊屋文具店の店主・大久保さんが、「国内産の水には珍しくミネラル成分が豊富で口当たりがマイルド。コーヒーなどの飲み物のほか、煮物などの料理と相性バツグンですよ」と語るこちらの井戸水。今では3000人以上の人が、この「魔法のカギ」を利用しているそうだ。

※黄金の水は8時~20時に汲み上げ可能

◆ケトル VOL.06(2012年4月14日発売/太田出版)

【関連リンク】
ケトル VOL.06

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。