4月に横浜アリーナでの2days公演を成功させたももいろクローバーZが、8月5日にいよいよ西武ドームでコンサートを行う。ついこの間まで1000人前後のライブハウスでツアーを行っていたことを考えると、一挙に10倍以上の観客の前でパフォーマンスを行うことになる彼女たちだが、これだけ急激にファンが増えていることについて、どのように思っているのだろう? 『クイック・ジャパン』vol.102のインタビューで、彼女たちはこう語っている。
高城れに 「たくさんのお客さんが集まってくれることで不安になる部分もあるよね」
百田夏菜子 「ね。なんか『現実じゃないみたい』って言ってきたんですけど、そろそろ現実も見ないといけないのかなって思いつつ、でもやっぱり今の状況がまだ信じられないっていうか……西武ドームとかも本当に現実じゃないって思っちゃうんですけど」
それでも、「油断してるうちにすぐに抜かれちゃうと思うので、やっぱり危機感とか、現実を見るっていうことを大事にしていきたい」と語るリーダーの百田。玉井詩織も、現状に満足せず、大きな目標を持っているようだ。
玉井 「私たちはやっぱり将来的にSMAPさんとか嵐さんとかみたいなグループになりたいなって思ってるんで、たしかにひとりひとりがそれぞれ頑張らないといけないですよね。みんなが同じぐらい世間の皆さんに知られているっていうのが理想なので。そのためにはもっと頑張らなきゃいけないのかなぁって」
そして、前例のない目標を目指すことについて、「大丈夫かな、30歳とか」(有安杏果)、「ね、踊れるかな」(佐々木彩夏)、「しわくちゃになってたらどうしよう」(高城)とおどける彼女たち。しかし、百田は「『青春』でなく『人生』と言えるのがももクロの強さ」と述べ、「SMAPや嵐」という高い目標に向けて、強い意志を示している。
◆『クイック・ジャパン』vol.102(6月12日発売/太田出版)
【関連リンク】
・『クイック・ジャパン』vol.102
【関連記事】
・ももクロ百田「久本さんのトークはすごい。ももクロに活かしたい」
・ホテルで相部屋になったももクロメンバー 部屋で一言も口利かず
・ももクロ横アリ公演で「伝説の台車移動パフォーマンス」が復活
・ももクロ・高城れに「真面目すぎるから」とリーダー交代の過去