9月10日(月)、東京・有楽町の「三省堂書店有楽町店」にて、先頃「突然愛を伝えたくなる本大賞」に選ばれた小説『ラブレス』の作者・桜木紫乃のサイン会が開催される。
桜木は北海道釧路市生まれ、2002年『雪虫』で第82回オール讀物新人賞を受賞。07年、デビュー作となる単行本『氷平線』で注目を集め、11年発表の『ラブレス』は直木賞、大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞の候補に選ばれた。
「突然愛を伝えたくなる本大賞」は、結婚情報誌『ゼクシィ』と、本屋の店員の投票によって決定する「本屋大賞」を運営するNPO法人本屋大賞実行委員会が協力して開催する、本屋大賞のスピンアウト企画。「『愛』が深く感じられ、読後に思わず人に愛を語りたくなってしまう作品であること」が選考基準になっており、10年以内に出版された絶版でない日本の小説を対象として、本屋大賞と同様に書店員の投票によって決定する。
桜木紫乃のサイン会は、2012年9月10日(月)18:30から三省堂書店有楽町店(千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館 1・2F)にて開催。同店にて『ラブレス』を購入した先着100名に、1階レジカウンターにて整理券が配布されている。電話での予約も可。電話番号は03-5222-1200。(文中敬称略)
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・桜木紫乃『ラブレス』
・三省堂書店有楽町店
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。