10月27日(土)より、東京・木場の東京都現代美術館にて、アートと音楽の境界を探る展覧会『アートと音楽-新たな共感覚をもとめて』が開催される。
同展は、カンディンスキーやパウル・クレー、ジョン・ケージらによって提示されてきた、音楽と視覚芸術の接近・融合を試みた作品を紹介する展覧会。総合プロデューサーに坂本龍一を迎え、音楽とアートという二つの表現が交差、連動することで生まれた古今東西の作品が多数紹介される。
会場には、坂本龍一が世界屈指の音響デザインを手掛けるオノセイゲンや「ダムタイプ」創立メンバーの一人である高谷史郎とコラボレーションした新作インスタレーション2点や、フロリアン・ヘッカーの立体的なサウンド・インスタレーション、クリスティーネ・エドルンドの植物の危険信号から生み出された楽譜と音楽などが登場。さらにカンディンスキーやクレーの絵画、ジョン・ケージや武満徹の図形楽譜など、歴史的な観点から見た音楽と視覚芸術の探求の成果が展示される。
『アートと音楽-新たな共感覚をもとめて』は、2012年10月27日(土)~2013年2月3日(日)まで、東京都現代美術館(江東区三好4-1-1 東京メトロ・清澄白河駅徒歩9分)にて開催。開場時間は10:00~18:00、休館日は月曜日(ただし12月24日、1月14日は開館。12月25日、12月28日~1月1日、1月15日は休館。
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