11月10日(土)より、東京・原宿の「ラフォーレミュージアム原宿」にて、映画監督・デヴィッド・リンチの表現世界を紹介する展覧会『デヴィッド・リンチ展 暴力と静寂に棲むカオス』が開催される。
デヴィッド・リンチは1946年、アメリカ・モンタナ州生まれの映画監督。76年制作の自主制作映画『イレイザーヘッド』で一躍名を上げた彼は、『エレファント・マン』『ブルーベルベット」』『ワイルド・アット・ハート』『ツイン・ピークス』『マルホランド・ドライブ』など、数々の映像作品の名作を世に送り出す一方、画家としても80年代から各地で個展を開催。パリのカルティエ現代美術財団やドイツのマックス・エルンスト美術館にて個展を開催し、10年には美術界において権威ある「Goslar Kaiserring award for 2010」を受賞するなど、多面的な表現活動を行なっている。
会場では、デヴィッド・リンチ本人のサポートのもと、絵画、ドローイング、写真など計71点のアート作品や、同展のためにリンチが編集した日本初公開の短編映像11点を紹介。映像と絵画の枠組みを取り払って活動を続けるリンチの内面に迫る大規模企画展となっている。
『デヴィッド・リンチ展 暴力と静寂に棲むカオス』は、2012年11月10日(土)~2012年12月2日(日)まで、ラフォーレミュージアム原宿(渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6階 東京メトロ・明治神宮前駅徒歩1分)にて開催。開場時間は11:00~20:00、入場料は一般 800円、学生 600円。
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