11月17日(土)より、東京・六本木ヒルズの森美術館にて、現代美術家・会田誠の美術館での初個展『会田誠展:天才でごめんなさい』が開催される。
会田誠は1965年に新潟県に生まれ、91年に東京藝術大学大学院を修了した現代美術家。90年代のデビュー当初から、美少女、戦争、サラリーマンなどを題材に、現代社会をシニカルに捉えた作品を発表し続けてきた彼は、グロテスクかつ批評性に富んだ作風で、今日最も注目されている日本の現代アーティストの一人となっている。
会田にとって美術館初となる今回の個展では、セーラー服の少女の髪の分け目がそのまま田んぼの畦道に繋がる『あぜ道』をはじめ、『切腹女子高生』『ジューサーミキサー』『灰色の山』『滝の絵』など、日本未公開作品4 点、最新作7 点以上を含む約100 点を展示。また会場には、性的描写や残虐性の強い作品を集めた「18禁部屋」も設置されている。
『会田誠展:天才でごめんなさい』は、2012年11月17日(土)~2013年3月31日(日)まで、森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)にて開催。開場時間は10:00~22:00(火曜日のみ17:00まで。ただし1/1(火・祝)は22:00まで)。会期中無休。入館料は一般1500円。
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。