現在、アーツ千代田3331にて、企画展『本棚と私たち』が開催されている。
『本棚と私たち』は、本というデバイスが変化している今だからこそ、本棚をテーマに、新しい読書体験を提案しようというプロジェクト。アーティスト主導の「21世紀型オルタナティブ・アートスペース」、アーツ千代田3331内の読書コミュニティスペースにて行われている。
展示内容は、女優の中嶋朋子、歌手の佐野元春、アーティストの日比野克彦、書家の武田双雲らの本棚を展示している「私が見たいあの人の本棚」や、写真評論家の飯沢耕太郎、アートディレクターの佐藤直樹、編集者の伊藤ガビンらによる「現代アート・写真・デザイン・Webを知る200冊」、さらに「親がつくる子供のための本棚」「最新デジタルデバイスによる読書」などなど。
『本棚と私たち』の展示は、10月31日(日)まで。時間は、日~木曜が12:00~19:00、金・土曜が12:00~20:00。休館日は火曜となっている。”国民読書年”である2010年も終盤。「読書の秋」にふさわしい一冊を見つけることができるかも知れない。
(※文中敬称略)
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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。