18日(土)より、映画『バスキアのすべて』が公開される。
ジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)は、スプレーを使ったグラフィティ・アートを作風としたアメリカのアーティスト。キース・ヘリングやアンディ・ウォーホルらにも認められ、80年代のニューヨーク・アートシーンの寵児となったが、その絶頂期である88年、ドラッグの過剰摂取により、27歳の若さでこの世を去った。
バスキアの生誕50周年である今年に公開された本作品では、死後20年以上も人目に晒されることのなかった、25歳当時のバスキアのインタビュー映像を観ることができる。これは、彼の友人であり、監督であるタムラ・デイビスの手によるもの。路上で手作りのポストカードやTシャツを売って稼ぐ生活から、瞬く間にスターダムへ。その一方、黒人として人種差別を免れ得なかったバスキアの栄光と挫折、素顔と真実を、本作で垣間見ることができるだろう。
映画『バスキアのすべて』は、東京・渋谷のシネマライズで12月18日(土)から公開され、以降、順次各地で公開される予定。特別鑑賞券(1,500円)によってもれなくプレゼントされるという特製ステッカーについてなど、詳細は公式サイトまで。
(※この画像はサイトのスクリーンショットです)
【関連リンク】
・映画『バスキアのすべて』公式サイト(音が出ます)
・映画『バスキアのすべて』公式Twitterアカウント
【関連記事】
・トーキングヘッズのデビッドバーンART展
・「未公開映画を観るTV」全作品WEB公開
・不遇の作家の遺作が函館市民の尽力で映画に
※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。