本日より、東京・表参道のEYE OF GYREにて、スプツニ子!の日本初個展『Tweet Me Love, Sputniko!』展が開催される。
スプツニ子!は、1985年、東京生まれのアーティスト、ミュージシャン。数学者であるイギリス人の母と日本人の父を持ち、自身も飛び級でロンドンの理系大学に進むも、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート大学院に進学、アートの道へ。在学中に発表した作品がメディア・アートの世界的祭典アルス・エレクトロニカで[the next idea]を受賞し、その後もテクノロジーやフェミニズム、ポップカルチャーをテーマとした作品製作が話題となっている。2010年の卒業と同時に東京都現代美術館で作品が展示され、今年にはニューヨーク近代美術館でも作品が展示される。
日本では初となる今回の個展は、スプツニ子!がTwitterで呼びかけて集まったボランティアスタッフに作品と展覧会をオープンソース化、キュレーションまで委託した試み。その様子はドキュメンタリーとして会場で公開され、かつスタッフやスプツニ子!とTwitterでリアルタイムにコミュニケーションをとることも可能という。
企画から運営まで、全てをソーシャル・メディアの力によって実現させた『Tweet Me Love, Sputniko!』展は、表参道にあるファッション複合ビルGYREのギャラリースペース、EYE OF GYREにて、2月10日(木)~20日(日)、開場は11時~20時。無休。入場料500円。12日(土)に行われるトークショーについてなどの詳細は、GYRE公式サイトまで。
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